テキストに含まれる文字列を一部切り出して別のブロックで使いたいときは、[テキスト抽出]ブロックを使います。たとえば、次のような使い方ができます。
- チャットで「○○を知りたい」のような定型メッセージを受け取ると、連携先のシステムから情報を取得する
- 「<日付><作成者><タイトル>.xlsx」のように規則的なファイル名から「作成者」の部分を切り出し、同じ作成者のファイルをすべて取得する
ブロックの使用例
次の図は、チャットで受け取ったメッセージが「○○部の××年度の予算」だったときに、該当するファイルを共有サーバーから取得してチャットで返す手順書です。


ブロックの設定項目
[テキスト抽出]ブロック(および使用例で示した[ファイル検索]ブロック)は、次の図のように設定します。


TIPS
- [抽出名]と[抽出ルール]の{{}}内の名前が異なると、文字列を切り出せません。
- テキストの一部(または全体)が設定したルールに完全に一致する場合のみ、文字列を切り出せます。このため、上記の例では「営業部の2022年度の予算」や「営業部の2022年度の予算を知りたい」から「営業」と「2022」を切り出せますが、「2022年度の営業部の予算を知りたい」からは切り出せません。
- 抽出ルールを追加することで、「2022年度の営業部の予算を知りたい」のように語順が変わる表現からも文字列を切り出せます。
