いちばん基本的な VA のつくりかた

本記事では、
「ユーザーが投稿したメッセージをきっかけにバーチャルアシスタント（VA）を呼び出し、VA がユーザーに応答する」
という、基本的な動作をする VA を作成する方法をご案内します。

このシンプルな VA を作成することで、VA 作成の基本的な手法が理解できます。

前提条件・必要な権限

サービス名	必要な権限	権限が必要な場面
dejiren	VA編集者、もしくはVA管理者のロールを割り当てられたアカウント	VA の作成
dejiren	一般ユーザー	VA とやりとりするルームの作成

設定作業の流れ

Web ブラウザで、VA 管理画面と dejiren ルーム画面を行き来して設定作業を行います。
※作業途中で画面を閉じてしまわないようにお気をつけください。

設定手順

dejiren ルーム画面

1. dejiren の画面左上のユーザー名のイニシャルが表示された丸囲みのアイコンをクリックします。

2. 表示されるサブメニューで「dejiren VA管理」をクリックします。

3. webブラウザのタブ/ウインドウが開くので、
dejirenのチャット画面にログインする際と同じアカウントとパスワードを用いてログインを行います。

VA 管理画面

4. バーチャルアシスタント（VA）管理画面で

をクリックします。

5. 作成方法の選択肢が表示されるので

をクリックします。

6. VA の設定画面が表示されるので各項目を設定し、設定が完了したら「つぎへ」をクリックします。

項目名	内容
名前	VAの名称を入力します。 ※名前に / (スラッシュ)が含まれていると、VAを複製(コピー)することはできません。
利用対象	利用対象は[みんなのVA]を選択し、保存先のフォルダーは[全員共通]を選択します。
VAが動くきっかけ	[チャットに投稿したとき]を選択します。

7. [ VAが動くきっかけ ] は
チャットに投稿したとき – [ 連携先 ] より[ dejiren ] が選択された状態 (初期選択状態) で、
「アクセス権を設定する」をクリックします。

8. 初期状態では、作成者だけが編集・実行権限を持ち、テナント内の他のユーザーはVAの利用のみが可能な設定です。
他のユーザーに付与する権限を設定する場合には、
任意のユーザーやグループ、もしくはすべてのユーザーに、
「編集/利用可」「閲覧/利用可」「利用可」「権限なし」のいずれかを指定します。
下記の例はテナント内の全ユーザーが、このVAの編集と利用可能な設定です。
（「その他のユーザー」]のラジオボタンを「編集/利用可」に設定）
アクセス権の設定が終わったら、「作成する」をクリックします。

★ アクセス権の詳細はこちらの記事をご参照ください。

9. [チャットに投稿したとき] ブロックをクリックします。

10. ブロックの設定画面を開き、そのままの状態で「決定する」をクリックします。

11. [ 手順ブロック一覧 ] – [ チャット ] グループにある [ チャット送信 ] ブロックを
手順書にドラッグ＆ドロップで配置します。

dejiren ルーム画面
12. dejiren チャットを表示しているウインドウに移動し、「ルーム」をクリックします。

13. ルーム画面に移動して、 [＋] をクリックして「新しいルーム」を選択します。

14．[ 新しいルーム ] の名前に任意の名称を入力して、「つぎへ」をクリックします。

15. メンバー選択画面が表示されるので、VA の [＋] をクリックします。

16. 手順6で設定した VA の名前を「VAを検索」欄に入力して検索します。

17. 検索結果としてヒットした VA に ✅️ を入れて、[ 決定 ]をクリックします。

18. VA がルームのメンバーとして選択されたことを確認して、[ 決定 ]をクリックします。

19. VA がメンバー参加しているルームが作成されます。

VA 管理画面
20.「手順書編集」ウインドウに戻ります。

21. ルーム作成前に配置した「チャット送信 (1)」ブロックをクリックして、
ブロックの編集画面を開きます。

22.「送信先」欄に初期状態で設定されている送信先を、[×]をクリックしてクリアします。

23. 各項目を入力し、入力が完了したら右下の「決定する」をクリックします。

項目名	内容
送信先	虫眼鏡のアイコンをクリックすると表示されるメニューから、作成したルームを選択します。
メッセージ	VAが応答メッセージとして送信する内容を設定します。