Jira Software と dejiren の接続設定方法

本記事では、Jira Software と dejiren の接続設定方法について説明します。

前提条件・必要な権限

サービス名 必要な権限 権限が必要な場面
Jira Software 連携対象のプロジェクトの管理者アカウント APIトークン作成
dejiren VA編集者、もしくはVA管理者のロールを割り当てられたアカウント 接続設定
一般ユーザー 外部ユーザー割り当て
  • Jira Software の API の仕様上、Jira Software からの通知対象は Jira Software で APIトークンを発行したユーザーの処理のみです。
    同じ Jira Project であっても API トークンを発行されていないユーザーの操作した内容(チケットの新規作成、変更など)の通知はなされません。


設定作業の流れ


設定手順

手順1. Jira Software APIトークン作成

1. Jira Software の APIトークンページにアクセスします。
 https://id.atlassian.com/manage-profile/security/api-tokens

2. [APIトークンを作成する]をクリックします。

3. [APIトークンを作成]で[Label]にトークンの識別名を文字入力して、[作成]をクリックします。

4. [新しいAPIトークン]が作成されるので、[コピーする]をクリックしてAPIトークンを控えます。

手順2.dejiren に接続設定を作成

1. dejiren の VA管理画面に、VA編集者、もしくはVA管理者のロールを割り当てられたアカウントでアクセスします。
https://www.dejiren.com/va

2. 画面上部のメニューから、[接続設定]をクリックします。

3. [接続設定]画面で[新規作成]をクリックします。

4.[新しい接続設定をつくる]で、[Jira Software]をクリックして選択し、[つぎへ]をクリックします。

5. 各項目を設定します。

項目名 設定値
接続名 この接続設定を識別するための任意の名称を入力します。
テナントURL ご利用になっているJira Software環境のURLを入力します。
例:https://TENANTNAME.atlassian.net/
プロジェクトキー Jira Software のプロジェクト一覧画面で、キーに表示されたアルファベット文字列を転記します。
*プロジェクト一覧は、https://***.atlassian.net/jira/projectsで確認可能です。
管理者APIトークン 手順1-3で控えた Jira Software の API トークンを転記します。
管理者メールアドレス API トークンを作成したJiraアカウントのメールアドレスを入力します。

6. [作成する]をクリックします

手順3.Webhook の設定

  1. VA管理画面で、先ほど作成した Jira Software の接続設定を開きます。

2. [webhookを発行する]をクリックします。

3. 発行した Webhook を控えます。

4. Jira Software のシステム管理画面の webhook ページにアクセスします。 連携対象の Jira Software プロジェクトで、画面右上の歯車アイコン > Jira 設定 – システム > 画面左側メニューの[Webhook]をクリックします。 https://***.atlassian.net/plugins/servlet/webhooks

5. Jira Software の Webhook ページで、[+ Webhookの作成]をクリックします。

6. 各項目を設定します。

設定名 設定値
名前 任意の識別名を入力します。
URL 手順3-3で、dejiren で発行した Webhook を転記します。

7. 下にスクロールして[課題関連イベント]で、対応するイベントにチェックを付けます。

イベント 課題 作業ログ コメント
通知事項 作成されました 作成されました 作成されました
更新済み
削除されました

8. 画面下部の[作成]をクリックします。

手順4.外部ユーザー割り当て

1.dejiren のシステム管理画面に、システム管理者ロールを割り当てられたアカウントでアクセスします。 https://www.dejiren.com/admin

2. [外部ユーザー割り当て]をクリックします。

3. [連携先]で[Jira Software]を選択して、[エクスポート]をクリックします。

4. CSVファイルが作業用PCにダウンロードされます。

5. CSVファイルをエディタで開き、ユーザーアカウントのマッピングを追記して上書き保存します。

operation login_id external_tenant_id external_user_id
N dejiren のアカウント (ログイン用メールアドレス) 連携する Jira Software (Atlassian) のメールアドレスのドメイン部分 連携する Jira Software (Atlassian) のメールアドレス

6. [ファイルを選択]をクリックして、作成したCSVファイルを指定します。

7. [インポート]をクリックします。

8. 外部ユーザー割り当てが実行されます。 実行結果は[インポート実行履歴]画面でご確認ください。

以上でJira Software と dejiren を接続するための設定は完了です。

補足事項 – きっかけブロック(Webhook)の注意点

・Jira Software では、API 経由でメールアドレスを取得する際に制約があります。
 Jira Softwareの[プロファイルとその公開範囲]の[表示範囲]を[全員]にすることで、 APIからメールアドレスが取得できるようになり、Webhookによる通知を受け取ることが可能になります。

・Webhookの設定、dejirenの設定 (外部ユーザー割り当て)を行うと、自分宛のお知らせが受け取り可能です。

・[課題情報一覧]ブロックにより、Jira Software からテーブル形式でデータが取得されるので、 取得した結果を[まとめて処理]ブロックに渡して個別レコードに分割し、後続の処理を指定します。

・[課題情報取得]ブロックなどで、課題キーを指定することで、課題の詳細内容が取得できます。

#Jira  #Atlassian #ジラ #アトラシアン #プロジェクト管理 #プロジェクトマネジメント #課題管理 #バグトラッキング #”Jira Agile”

お問い合わせ

資料請求

無料トライアル

CONTACT

お問い合わせ

REQUEST DOCUMENTS

資料請求

FREE TRIAL

無料トライアル