(※記事更新日 2022/09/12)
本記事では、dejirenとGoogle Chatとの接続連携方法について解説します。
※Google Chatとの連携には、事前にGoogle Workspaceのアカウント作成(Business Standard以上)が必要です。詳細については、以下の表をご覧ください。
▼Google Workspace サポート状況
エディション | プラン | dejirenサポート対象 |
Business | Starter | × |
Standard | 〇 | |
Plus | 〇 | |
Enterprise | Essentials | 〇 |
Standard | 〇 | |
Plus | 〇 | |
Education Fundamentals | Fundamentals | × |
Standard | × | |
Teaching and Learning Upgrade | × | |
Plus | × |
手順1. Google APIs 接続情報の作成
※既に他アプリとの連携でGoogle API プロジェクトを作成済みの場合は手順2まで跳ばしてください。
Google API コンソール(https://console.developers.google.com)を開き、下記作業を行います。





下部までスクロールし、[保存して次へ] を選択

手順2. Google Chat API と Google Drive API の有効化
Google Chat API の有効化手順




Google Drive API の有効化手順




手順3. サービスアカウントの作成






※JSONファイルがダウンロードされます
手順4. Google Admin スコープの設定(サービスアカウント)



② OAuthスコープに [https://www.googleapis.com/auth/drive] と [https://www.googleapis.com/auth/chat.bot] を入力
※作成したサービスアカウントの一意のIDは確認方法は下記Tipsを参照
Tips. サービスアカウントの一意のID確認方法


手順5. ドメイン情報とアプリIDの確認
次項で解説するdejirenの接続設定に必要な、ドメイン情報とアプリIDの確認手順を解説します

表示されるプライマリドメインをクリップボードなどに控えておきます

に入り、[構成] タブをクリックした画像部分に記載してある数字をクリップボードなどに控えておきます
手順.6 添付ファイルの保存に使用するGoogleドライブの共有フォルダを作成

画像のようにフォルダが未作成の場合は画面中央の [共有ドライブを作成] を、
別のフォルダが既に存在している場合は画面右上の [新規] をクリックして保存用フォルダを作成します
手順7. 作成した共有フォルダのアクセス権限設定


アクセスする際に使用するGoogleアカウントをメンバーとして追加します
※VAが使用するアカウントと共有フォルダの作成者が同一の場合は、手順7をスキップして次の手順8に進んでください


手順8. dejirenでの接続設定
dejirenのバーチャルアシスタント管理画面を開きます。



Tips. 添付ファイルの保存先フォルダパス記載方法
接続設定画面で入力する添付ファイルの保存先フォルダパスは、先頭に「/」を付与した形で記載してください。
親フォルダが存在する場合は、共有ドライブ直下の親フォルダから順番に「/フォルダ1/フォルダ2/フォルダ3……」というように「/」区切りで各階層のフォルダ名を記載します。
以下、「dejiren-test」という名称の保存用フォルダに関する記載例となります
保存用フォルダを作成した場所 | フォルダパスの記載例 |
共有ドライブ直下 | /dejiren-test |
共有ドライブ直下に作成された親フォルダ 「添付ファイル」の配下 | /添付ファイル/dejiren-test |
尚、既存フォルダの子フォルダとしてファイルパスを記載した場合に、該当するフォルダ名称が存在しなくても接続エラーとはならず、入力した名称のフォルダをGoogleドライブ側で自動生成します。
手順9. Google Chat API にWebhookを設定

[Webhookを発行する] をクリックし、発行したWebhookのURLをコピーします

[構成] タブをクリックした箇所にある必要項目を入力しスクロール

手順10. 外部ユーザー割り当て
外部ユーザーの設定は、以下のページを参照してください。
手順11. Google Chat から dejiren を呼ぶ
Google Chat を開きます。


以上で接続設定は完了です。