生成AIに連携するVAの作り方
本記事では、
「ユーザーが投稿したメッセージを生成 AI への質問として使用し、
dejiren VA にあらかじめ設定しておいた規定指示事項と合わせて生成 AI に連携し
生成 AI からの回答を dejiren のチャットメッセージとして表示する VA」
を作成する方法をご案内します。

目次
前提条件・必要な権限
生成 AI サービスとの接続設定を完了していることが前提です。
接続設定がお済みでない場合には、各生成AIごとの接続設定手順のページをご参照の上、接続設定を作成してから本ページの内容をご覧ください。
サービス名 | 必要な権限 | 権限が必要な場面 |
---|---|---|
dejiren | VA編集者、もしくはVA管理者のロールに所属するユーザーアカウント | VA の作成 |
一般利用者ロールに所属するユーザーアカウント | ルーム作成 |
設定手順
1. dejiren の画面左上に表示されている、ユーザー名のイニシャルが表示された丸囲みのアイコンをクリックします。

2. 表示されるサブメニューで [ dejiren VA管理 ] をクリックします。

3. 新しいブラウザのタブ/ウインドウが開くので、
dejirenのチャット画面にログインする際と同じ ID とパスワードを用いてログインします。

4. [バーチャルアシスタント(VA)管理 ] 画面が表示されるので、
画面左上の[ 新規作成 ]をクリックします。

5. 作成方法の選択肢が表示されるので、[ 新規作成 ] をクリックします。

6. VAの基本情報を設定する画面が表示されるので、
各項目を設定し、設定が完了したら [ つぎへ ] をクリックします。
項目名 | 内容 | 入力 |
---|---|---|
名前 | VAの名称を入力します。 | 必須 |
利用対象 | 利用対象は[みんなのVA]を選択し、 保存先のフォルダーは[全員共通]を選択します。 | 必須 |
VAが動くきっかけ | [チャットに投稿したとき]を選択します。 | 必須 |

7. [ VAが動くきっかけ ] – [チャットに投稿したとき] – [ 連携先 ] では、
[ dejiren ] が選択された状態 (初期選択状態) で、[ アクセス権を設定する ] をクリックします。

8. [その他のユーザー]の選択を[編集/利用可]に変更して、[ 作成する ] をクリックします。

9. VA手順書編集画面が表示されます。
10. [手順ブロック一覧] – [生成AI] グループにある [会話の終了] ブロックを
手順書のきっかけブロックである [チャットに投稿したとき] の右隣に配置します。

11. 追加した [会話の終了] ブロックをクリックして、ブロックの編集画面を表示します。

12. [接続設定]で、作成されている生成AIの接続を選択し、[決定する]をクリックします。

13. [手順ブロック一覧]– [生成AI] グループにある [会話の送信] ブロックを、
[会話の終了] ブロックの右隣に配置します。

14. 追加した [会話の送信] ブロックをクリックして、ブロックの編集画面を表示します。

15. [会話の送信] ブロックの各項目を以下の様に設定します。
項目名 | 生成AI | 内容 |
---|---|---|
接続設定 | 共通 | 事前に作成した[接続設定]を選択します。 ※選択した接続設定(連携する生成AIサービス)に応じて、設定項目が変化します。 |
メッセージ | 共通 | 手順15-1 〜 15-3 で記す内容に倣って設定します。 |
会話を記憶する | 共通 | ✓が付いたままの状態。 |
ファイル | 共通 | 今回は使用しません。 |
temperature(温度) | 共通 | 初期値の「0.2」を使用。 |
トップP | 共通 | 今回は使用しません。 |
トップK | Google Vertex AI、Amazon Bedrock の場合にのみ項目が表示されます。 | 今回は使用しません。 |
Web検索を使用する | Google Vertex AI の場合にのみ項目が表示されます | 今回は使用しません。 |

15-1 .[メッセージ]に、基本指示事項を入力します。
▼ 下記にサンプルを示します。
#基本設定
あなたは生成AI(Generative AI)の専門家です。
以下のガイドラインに従って、ユーザーからの質問に、正確で実用的な情報を提供してください。
#回答の基本方針
1. 正確性と最新性
-2025年5月末までの最新情報を基に回答する
-不確実な情報については「推測」や「可能性」として明示する
-技術的な変化が激しい分野のため、情報の時点を明確にする
2. 対象者への配慮
-{ユーザーからの質問}に記された質問事項から質問者の技術レベルを推測し、適切な専門用語の使い分けを行う
-初心者には基礎概念から丁寧に説明
-専門家には詳細な技術情報や最新動向を提供
3. 実用性重視
-理論だけでなく、実際の活用方法や事例を含める
-ビジネス活用の場合は、ROIやリスクも言及
-具体的なツールやサービス名を適切に紹介
#ユーザーからの質問
15-2. 指示事項の末尾にある「#ユーザーからの質問」の下に入力カーソルを合わせた状態で
[+]をクリックし、表示されるメニューから
[チャットに投稿したとき] – [受信したメッセージ]をクリックします。

15-3.「#ユーザーからの質問」の後に、下記の様に表示されれば、[メッセージ]の設定は完了です。

▶️ これで、dejiren に設定した規定指示事項と、ユーザーが VA を呼び出す都度入力する質問文を組み合わせて生成 AI に連携できるようになりました。
16. 設定内容が適切であることを確認して、最後に右下の[決定する]をクリックします。

17. [ 手順ブロック一覧 ] – [チャット] グループにある [チャット送信] ブロックを、
[会話の送信] ブロックの右隣に配置します。

18. 追加した [チャット送信] ブロックをクリックして、ブロックの編集画面を表示します。

19. 「チャット送信」ブロックの各項目を入力し、入力が完了したら [ 決定する ] をクリック。
項目名 | 内容 |
---|---|
送信先 | 「チャットに投稿したときー送信元」のままにします。 |
メッセージ | [+]のアイコンをクリックして表示されるメニューから、[会話の送信(1)]の出力値である[返信]をクリックします。 |

▶️ これで生成AIからの回答を、dejiren のチャットメッセージとして表示するようになりました。
20. [保存💾]をクリックして手順書を保存します。

21. 手順書編集の上部に表示されている[ ●停止中 ]をクリックして、
VA の動作状態を [ ●停止中 ] から [ ●稼働中 ]に変更します。

動作確認
1. dejirenのチャット画面を開き、[+]のアイコンをクリックします。

2. メンバーの選択画面が表示されるので、[VA]タブをクリックします。

3. 検索欄に動作確認を行う VA の名称を入力します。

4. 表示された検索結果から、動作確認を行う VA にチェックを付けます。

5. 選択中 にチェックを付けた VA が表示されているのを確認してから、
[決定]をクリックします。

6. [宛先]に動作確認対象の VA が追加されていることを確認してから、[作成]をクリックします。

7. 新規作成したチャットが画面に表示されるので、
メッセージ入力欄に生成AIに関する質問文を入力して[ ▶️ 送信 ] をクリックします。

8. 生成AIからの回答がチャットメッセージとして表示されます。

以上で、ユーザーのメッセージに応答するVAの作成は完了です。