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[dejiren AI]での生成AI接続設定について

目次

対象手順書ブロック
生成AIとの接続設定の初期値について
生成AIとの接続設定の変更について
変更手順
デフォルト設定(VA単位)の変更
ブロック単位での変更手順

対象手順ブロック

生成AI連携関連の手順書ブロックは以下の6つです。

会話の送信会話の終了
音声文字起こし
OCR(文字認識)
※ オプション契約が必要
OCR(画像識別)
※ オプション契約が必要

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生成AIとの接続設定の初期値について

対象の各ブロックを手順書内に配置すると、
各ブロックの「接続設定」項目の設定値は
システム管理者ロールのユーザーが、システム管理画面にてテナントの基本に指定した接続設定が
指定されている状態
です。

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生成AIとの接続設定の変更について

VA で使用する生成AIの接続設定は
ご契約企業・団体のシステム管理者ロールに所属するユーザーの方が
テナントの基本として設定したものから、任意のものに変更することができます。
(参考)システム管理画面での生成AI設定

生成AIへの接続は、システム管理画面でのテナント単位での標準設定を基調に、
VA 手順書単位と、VA 手順書に配置した生成 AI 連携ブロックと、段階的に上位から設定を継承します。
テナントの標準設定から、VA 単位や、さらに VA 内に配置する個別の生成 AI 連携ブロックの単位で、
生成 AI 連携に関する設定を変えるということも出来ます。

デフォルト設定(VA単位)の変更

特定の VA に対して適用される接続設定を変更する方法です。
ある特定の VA で、生成AI系の手順ブロックに共通で適用されます。
例えば、テナント標準では Open AI と接続しているのに対して、編集中の VA では常に Google Vertex AI に接続させたい、といった場合に、VA のデフォルト設定を変更します。

ブロック単位での変更

VA 手順書内に配置した個別の生成AI系ブロック単位で、接続設定を変更する方法です。
VA 標準では Claude が指定されているのに対して、特定の手順ブロックでは Gemini モデルを使用したいというような場合に設定します。

⚠️ VAでの生成AI設定をテナント標準設定から変更した場合
    そのVA手順書内に配置される手順ブロックでは
  「VAでの規定設定の継承」か「ブロック単位での個別設定」のいずれかの選択となり
    テナント標準の設定をブロックの設定に適用することはできません。

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変更手順

デフォルト設定(VA単位)の変更

特定の VA の規定の 生成AI モデルや動作を設定します。
VA の使用する生成AI接続は、テナント標準の設定を継承するか、
この VA での用途(LLM/OCR/音声認識)別に、標準使用 LLM のモデル (テナントで使用が許可された生成AIベンダーが提供している生成AIモデルから選択) や、会話の記憶単位、共通指示プロンプトの各設定項目を個別に設定できます。

1. 設定対象の VA 手順書の編集画面にアクセスし、画面右上の[高度な設定]をクリックします。

2. [生成AIデフォルト]をクリックします。

3. VA で使用する生成AI のデフォルト設定を変更するカテゴリの編集アイコン✏️をクリックします。

カテゴリデフォルト設定が適用される手順書ブロック
LLM会話の送信、会話の終了
OCR ※オプション契約が必要OCR(文字認識)、OCR(画像識別)
音声認識音声文字起こし、議事録生成

4. [デフォルト設定方法]を選択します。

選択肢説明
システム管理のデフォルト設定に従うシステム管理画面で設定されているデフォルトの設定を踏襲します
個別設定を行う編集中のVAにのみ適用される、デフォルトの設定をこの画面で行います。

5. [デフォルト設定方法]の選択に応じた設定画面が表示されます。

a.[システム管理のデフォルト設定に従う]を選択した場合

a-a. システム管理のデフォルト設定が、dejiren に標準搭載されている生成AI連携接続である場合の画面
項目名変更可否説明
デフォルト設定内容不可表示のみ(生成AIと表示)
連携先不可表示のみ
モデルを変更する可能チェックボックスをチェックすることで、生成AIモデルをリストから選択できます。
会話を記憶する単位を変更する可能チェックボックスをチェックすることで、生成AIとの会話を記憶する単位を変更できます。
プロンプトを変更する可能チェックボックスをチェックすることで、個別の手順書ブロックで設定されたプロンプトの前に読み込まれる共通プロンプトを変更できます。

a-b. システム管理のデフォルト設定が、ご契約企業・団体で独自に作成した接続設定にしている場合の画面
項目名変更可否説明
デフォルト設定内容不可表示のみ(接続設定と表示)

b. [個別設定を行う]を選択した場合

b-a. [デフォルト設定内容]で[生成AI](dejiren に標準搭載されている生成AI連携接続)を選択した場合の画面
項目名変更可否説明
連携先可能接続する生成AIを選択します。

選択可能なのは、システム管理画面でシステム管理者ロールのユーザーが利用を許可している生成AIベンダーです。
・Azure OpenAI ChatGPT
・OpenAI ChatGPT
・Google VertexAI
モデルを変更する可能利用する生成AIのモデルを、プルダウンリストから選択します。
・選択肢は、[連携先]で指定した生成AIベンダーにより変動します。
会話を記憶する単位を変更する可能生成AIとの会話を記憶する単位を選択します。
・ユーザーごと
・ユーザー×VAごと
・VAごと
プロンプトを変更する可能個別の手順書ブロックで設定されたプロンプトの前に読み込まれる、共通プロンプトを設定できます。

b-b. [デフォルト設定内容]で[接続設定](ご契約企業・団体で作成した接続設定)を選択した場合の画面
項目名変更可否説明
デフォルト設定内容可能プルダウンメニューから、利用する接続設定を選択できます。

※ 個別に作成されている接続設定がない場合には選択肢が表示されません。

6. 各項目の設定が完了したら、[決定する]をクリックします。

7. 「高度な設定」画面が再度表示されるので、[決定する]をクリックします。

以上で、デフォルト設定の変更は完了です。

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ブロック単位での変更

 
特定の VA 手順書内に配置する任意の生成 AI 連携ブロックで使用する、生成 AI モデルや動作を設定します。
この VA の標準の設定を継承するか、「会話の送信」など生成 AI に連携する手順ブロック独自で、
使用する LLM や、会話の記憶単位、指示プロンプトの各設定項目を設定できます。

1. VA手順書の編集画面を表示し、生成AIの接続設定を個別に指定したい手順書ブロックをクリックします。

2. [接続設定]のプルダウンをクリックすると、接続設定の編集画面が表示されます。

3. [デフォルト設定方法]を選択します。

選択肢説明
VAのデフォルト設定に従う[高度な設定]で設定した、VA のデフォルトの設定を踏襲します。
個別設定を行う編集中の手順書ブロックにのみ適用される設定を、この画面で行います。

※ VA で個別の設定を行っている場合、[システム管理]でテナントの標準として指定されている設定を引き継いだ設定にはできません。もし、VA のデフォルト設定ではなくテナント標準の設定を適用したい場合には、個別設定でテナント標準相当の設定を施す必要があります。

5. [デフォルト設定方法]の選択に応じた設定画面が表示されます。

a. [VAのデフォルト設定に従う]を選択した場合

VA のデフォルト設定を、 dejiren に標準搭載されている生成AI連携接続にしていた場合の画面

★ 生成AIベンダーは標準設定のまま、個別の設定項目のみを変更したい場合には、任意の設定が可能です。

項目名変更可否説明
デフォルト設定内容不可表示のみ(生成AIと表示)
連携先不可表示のみ
モデルを変更する可能チェックを付けることで、生成AIモデルをプルダウンリストから選択できる様になります。

選択肢である LLM は[連携先]で設定されている生成AIベンダーにより変動します。
会話を記憶する単位を変更する可能チェックを付けることで、生成AIとの会話を記憶する単位を変更できます。
・ユーザーごと
・ユーザー×VAごと
・VAごと
プロンプトを変更する可能チェックを付けることで、個別の手順書ブロックで設定されたプロンプトの前に読み込まれる共通プロンプトを変更できます。
a-b. VA のデフォルト設定を、ユーザーが作成した接続設定にしていた場合の画面
項目名変更可否説明
デフォルト設定内容不可表示のみ(接続設定と表示)

b. [個別設定を行う]を選択した場合

b-a. [デフォルト設定内容]で[生成AI](dejirenに標準搭載されている生成AI連携接続)を選択した場合の画面
項目名変更可否説明
連携先可能接続する生成AIを選択します。

選択可能なのは、システム管理画面でシステム管理者ロールのユーザーが利用を許可している生成AIベンダーです。
・Azure OpenAI ChatGPT
・OpenAI ChatGPT
・Google VertexAI
モデルを変更する可能利用する生成AIのモデルを、プルダウンリストから選択します。
・選択肢は、[連携先]で指定した生成AIベンダーにより変動します。
会話を記憶する単位を変更する可能生成AIとの会話を記憶する単位を選択します。
・ユーザーごと
・ユーザー×VAごと
・VAごと
プロンプトを変更する可能(任意)手順書ブロック内の指示プロンプトで設定されたプロンプトの前に読み込まれる共通プロンプトを設定できます。
通常、ブロック内で指定することを優先していただき、当項目は設定不要です。
b-b. [デフォルト設定内容]で[接続設定(ユーザーが作成した接続設定)]を選択した場合の画面
項目名変更可否説明
デフォルト設定内容可能リストから、利用する接続設定を選択します。
※ 個別に作成されている接続設定がない場合には選択肢が表示されません。

※ [新規接続を作成する]をクリックすることで、この画面から生成AIとの接続設定を新しく作ることもできますが、システム管理者の設定によってボタンが表示されない場合があります。

6. 各項目の設定が完了したら、
  赤枠で囲んだ範囲の外をクリックすると接続設定の編集画面が閉じます。

7. ブロック内の [メッセージ] や [ファイル] など、
 各項目の設定が完了したら、[決定する]をクリックします。

8. VA手順書に戻って[保存💾]をクリックすることで、ブロックの編集内容が確定します。

以上で、ブロック単位での変更は完了です。

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